実在するかどうかではなく、リアリティをもった「ありそう」な場所、仕組み、状況をつくっている。
地形03 - 小さな青い光が見えた
廃棄された観測施設をゆっくりと歩いた。
コンクリートの壁に蔦が張り付き、岩棚のように風化している。
空気が動いている。風と呼べるほどには強くない。
蜂の羽音が小さく響く。
小さな青い光が見えた。
まだ動いている観測装置なのか、誰かが置いたおもちゃなのか、少し先で点滅している。
電子音が聞こえる。
地形 04-この声は、私のものではない
朝の芝生に立っている。指先が濡れて、足裏がくすぐったい。
空は、ピンクと黄色と藍色のアイスクリームみたいに溶けている。
そこは誰の庭でもない。
でも、誰かの庭に置かれていそうなガーデンオーナメントがある。
赤い帽子のノーム、栗鼠、少女の像。色褪せていて、「ここにずっと居た」という顔をしている。
録音されたような声が聞こえる。
この声は、私のものではない。聴いたことがあるけれど、知らない声。
芝生と空と、黙りこくったノームたちの下で、何かがスイッチを入れた。
その声は、地中から響いていた。
制作年:2025–
形式:架空のオーダーメイドクッキー店
媒体:画像/文章/SNS
公開先:Instagram、note
burnt but coherent は、オーダーされた言葉をクッキーとして焼く架空のオーダー専門店。
注文、商品、納品、店からのお知らせなどが営業記録として蓄積されていく。
state nihilistic
no mercy at dawn
not yet
Marked for incineration
Instagram / @burntbutcoherent
英語名:New-Nowhere
制作年:2025
形式:架空の住宅展示場についてのテレビCMスクリプト
公開先:note
ニュー・ノウアは、住宅を見てまわるための架空の住宅展示場。
実在する住宅展示場やショーホームの販売・見学の仕組みをもとに、住宅、案内、そこでの過ごし方までがつくられている。
制作年:2026
形式:架空のクラウドビールパブ
構成要素:画像/文章/メニュー/看板/映像
公開先:note
THE CLOUD TAPは、クラウド上の機能をビールとして提供する架空のパブ。
タップ、メニュー、看板、スタッフ、地下の映画館などを通して、クラウドの中にひとつの店が営業している。
FILE SYNC
PHOTO SYNC
COLLABORATION
BACKUP
ARCHIVE
Good Data. Better Days.
Same Data. Different Flavors.
地下映画館でホラー映画祭としてクラウドコンピューティングのトラブルを上映している。